続きです!
前編はこちら
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母を探し当て、ワゴンセールの玩具屋へ引っ張る。
考えていることは、青のグローブを掘り起こされていないこと。。
どれにするの?と尋ねる母。
えーと、えーと、と言いながら実は、
わざわざ掘り起こすところを母に見られるのが恥ずかしいと思っている昭徳少年。
グローブの山の形は記憶のまま。
掘り起こせば確実に青のグローブがある。
…。
……。。
「これが欲しい!」
でけでん!!!
…選んだのは肌色のグローブ。。
もう、、笑
今となって一つ思うのは、
欲しいものが青い方と言えない、
見てる前で欲しいものを掘り起こせない、
そんなことより、
欲しいものを隠す為に山を掘って蓋をする行為だって誰かに見られてるはず。
↑
それは恥ずかしくないんかい!
と。笑
たぶん、それは恥ずかしくなかったんですよ、きっと。
はい。そして、
ほんとは欲しかった青を買わなかった後悔より、恥ずかしいところを見られないですんだ(と思っている)安堵の方が勝った状態で帰路につき、
グローブを買った!と、父親に見せたところ…
「これ右にする(左投げ用)グローブだよ?!」
。。。
実はこの時、
昭徳少年は全くピンときておらず、
どちらかというと、欲しかった青を置いて肌色を選んだ、という事実を父親に知られたくなくて、
「いいのいいの!これが欲しかったんよ!」
と。
これが、
これが、、ワタクシが左投げになったきっかけであります。
偶然元々左利きだったのか、
グローブに合わせて左で投げ始めたのかは、定かではありませんがしかし、
ここから、このグローブと10年以上付き合うことになります。
一先ず、
「左投げ右打ち」の『左投げ』のくだりでした。
続きの話もあるのでそれはまた気が向いた時にでも。
ありがとうございました〜。